答えは「YES」
実は、Tシャツの素材によって、ベンチプレスのやりやすさはまったく異なります。
Tシャツ(トレーニングウエア)はベルトやリストラップなどと比べて意識されることは少ないですが、少しでも重量を伸ばすためにもしっかりと抑えておきたいポイントです。
そんなわけで今回は、トレーニングで着用されることが多い「ポリエステル」「綿」「バーグリップ」の3つの素材のTシャツを試してみた感想と、おすすめのTシャツの素材を紹介していきます!
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ベンチプレスに最適な素材は?
結論から申し上げると、私が一番オススメしたいのは「綿」。次に「バーグリップ」です。
続いての「ポリエステル」はカスでした。ベンチプレスには向かない素材です。
ポリエステルを使用している人は、とりあえず他のものに変えてみるとやりやすくなるかと思いますよ!
※素材名は服の中についているタグで確認できます↓
イチオシの素材は「綿」
汗をよく吸うことで肌に引っ付きやすいため、スポーツウエアには向かないとされる「綿」ですが、ベンチプレスにおいては最もおすすめの素材です。
正直、綿が「特別いい」というわけではなく、ポリエステルとバーグリップTシャツの性能が極端すぎるため、結果的に綿が「一番ちょうどいい」というように感じました。
滑りすぎず滑らなすぎず、適度にフォーム組んでベンチプレスをすることができます。
価格も安価で、簡単に入手できるのも高評価ポイントです。
滑りにくさMAX「バーグリップ」
綿のTシャツの背面に滑り止めが付いている「バーグリップTシャツ」と呼ばれるTシャツです。
初めてこれを使用したときは感動しました…
まったく滑らないため、フォームの組やすさが段違い+動作中もめちゃくちゃ安定する。このようにベンチプレスにおいて嬉しすぎるメリットがある素材です。
※滑らな過ぎてやりにくいと感じる人もいるらしい
ただし、背面のグリップ力に依存しすぎた動作になってしまうと、滑り止めなしではまともにベンチプレスができない体になってしまうので要注意。
滑り止めの力だけでフォーム・動作を維持するのではなく、自身の筋力でも維持できるように意識しながらトレーニングをすれば上記の問題点は解決できます!
他にデメリットとしては、値段が高い+人気のため入手が困難だという点が挙げられます。
主に「A7」というメーカーがこちらのTシャツを販売していますが、いつでも販売されているわけではないためすぐに売り切れてしまいます。
ですが、定期的に新しいデザインが発売されるため、欲しい人は発売のタイミングで速攻購入すれば大丈夫!少し遅れても、小さいサイズなら意外と売れ残っていることもありますよ!
発売のタイミングはA7の公式サイトでチェックしておきましょう。
どうしても今すぐ欲しいという場合は、運が良ければメルカリに出品されているかもしれないので要チェックです!!
「ポリエステル」は動き回る人向き
通気性が良さそうでツルツルしているような素材のものです。
一般的に、スポーツウエアはポリエステルが最適とされていますが、ベンチプレスに関してはそうは思えませんでした。
綿と比べてポリエステルは速乾性が強いため、汗をかいても肌に張り付きにくいなどのメリットがあります。ここだけ見ると、たしかにスポーツ全般に向いていると言えます。
しかし、めちゃくちゃ滑るんです!
本当に始めたばかりでまったくブリッジを作れない場合は違いを感じないかもしれませんが、少しでもブリッジを組むようになるとやりにくさを実感してくるはずです。
挙上動作中に滑ってブリッジが崩れやすくなったり、そもそも滑ってブリッジを組みにくい…
このようにベンチプレスにおいて致命的なデメリットが盛りだくさんな素材です。
バスケやサッカー、ランニングなどの動き回って汗だくになるようなスポーツには速乾性があるため向いているかもしれませんが、ベンチプレスには向かないというのが私の感想です。
ブリッジの重要性
ベンチプレスにおいて、ブリッジを軽視していたり否定している人が一定数いますが、ブリッジは基礎中の基礎なので絶対に組むべきです。ブリッジの重要性については上記の記事を参考にしてください!
まとめ
今回紹介した素材の他にも「ナイロン」や「ウール」などがありますが、ここら辺のものはトレーニングに関しては論外なので比較対象から省いています。
Tシャツの素材に迷ったら、とりあえず「綿」のTシャツを選びましょう。素材がよくわからないという人は、ツルツルした素材のものを避ければOKです!
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