このように、「ベンチプレス」と「ベンチプレス」のどちらを選択すべきか迷う人は多いです。
この2種目は優劣をつけられがちですが、実はどちらも同じくらい優秀な種目で、それぞれに異なるメリット・デメリットがあります。
そんなわけで今回は、ベンチプレスとダンベルプレスのポイントごとに比較解説をしていきますので、本記事を参考に自分に合うものを選択してみてください!
ベンチプレスVSダンベルプレス【ポイント別比較表】
前述した通り、この2種目には優劣がつけ難いです。
しかし、あなたの目標や状況によって最適な種目は変わってきます。適したものを選択できれば、より効率的に効果を得ることができるため、以下の表を参考に自分に合うものを探ってみましょう。
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次の章では、それぞれのポイントの優位点について解説していきます!
ベンチプレスのメリット
高重量を扱いやすい
ベンチプレスはダンベルプレスとは異なり、両手で一つのもの(バーベル)を扱うため、高重量を扱いやすいです。
このことから、パワーを向上させる目的なら断然ベンチプレスがおすすめ。筋肥大効果については、他にも比較するべき点があります。
動作中のバランスを安定させやすい
ダンベルプレスは、片手ずつ重りを保持するため安定せずフラつきやすく、ベンチプレスは、両手でバーベルを保持をすることができるため、フラつきにくく安定しやすいです。
このことから、動作中のフォームに関してはベンチプレスの方が安定するため、怪我のリスクを低くできます。
しかし、ベンチプレスではその分 高重量を扱えてしまうため、体に対する負担は大きいです。
スタートポジションが安定している
ベンチプレスはラックにバーベルが置いてある状態からスタートできるのに対して、ダンベルプレスは自分でスタートポジションまで運ばなければなりません。
ラックにバーベルが置いてある状態から始められるメリットは以下の通りです。
- フォームを組みやすい
- 自分で運ぶ必要がないので安全
- スタートで無駄な力がいらない
- セットの終わりに戻すのが簡単
このことからわかるように、スタートポジションに関しては、ベンチプレスのほうが圧倒的に簡単で安全です。
これに対してダンベルプレスの場合、レベルが上がり重量が伸びていくほど、自分でスタートポジションまでダンベルを運ぶのが困難になります。
ただし、この点においては「オン・ザ・ニー」というテクニックを身につければ、ダンベルプレスでもスタートポジションまで運びやすくできます!
ダンベルプレスのメリット
可動域(動かす距離)を広く取れる
ベンチプレスだとバーベルが邪魔になり、胸までしか可動域を取れません。それに対してダンベルプレスは邪魔するものがないため、その分 可動域を大きく取ることができます。
このように、筋肥大に重要な可動域を取るならダンベルプレスがおすすめ。しかし、ベンチプレスほどの高重量は扱えないため、筋肥大効果に優劣をつけるのは難しいです。
左右差が生まれにくい
ベンチプレスの挙上動作中、バーベルが片側に傾いた状態の人を見たことがあるのではないでしょうか。
ベンチプレスは両手で一本のバーベルを挙上するため、左右均等に出力できていないことが多いです。それに対してダンベルプレスの場合は、片手ずつ同じ重量を独立して挙上するため、左右の出力の差が出にくいです。
収縮とストレッチをしやすい
ベンチプレスは、バーベルを両手で保持するため上げ下げに制限があります。それに対してダンベルプレスは、手幅を自由に動かすことができるため、ある程度 上げ下げにゆとりができます。
つまり、ダンベルプレスの方が、下ろしでストレッチを、挙上で収縮をより強くすることができるのです。
どちらも取り入れるのが最強
ここまでの説明でわかるように、どちらもお互いに優れたポイントがあります。
- 重量
- 可動域
- 収縮、ストレッチ
- 左右差
- バランス
- スタートポジション
これらお互いの優れているポイントをすべて得るためにも、2種目ともトレーニングに取り入れてみましょう。
このときのトレーニングの順番は、ベンチプレスを最初に、ダンベルプレスをその次に行うのがおすすめ。トレーニングは基本的に高重量を扱える種目から行うのが効率的です。
時間がないなどの理由でどちらかを選択する場合は、ぶっちゃけ自分がやりやすい方を選んでOKです。骨格や強い部位などによって最適解は異なるため、一旦 双方を試して探ってみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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